インド東部のビハール州,ガヤーの南6kmにある仏教聖地。ブッダが悟りを開いた場所で,ブッダがその下に座したとされるボーディ樹は古くから尊重され,随伴する寺院も建立された。マウリヤ朝期の金剛座(こんごうざ),シュンガ朝期の欄柱が残り,6世紀には尖塔をもつ大寺院も建築され,海外の仏教徒およびパーラ朝の保護により栄えた。13世紀にムスリム勢力による破壊を受けたものの,ビルマの仏教徒により修復され,その後も巡礼は継続した。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
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…すなわちストゥーパの覆鉢はレンガ積みから切石積みに,塔門や欄楯(らんじゆん)は木造から石造にかわり,仏教説話を主題とする浮彫が現れた。遺品はガンガー川流域から東マールワー地方にかけて分布し,サーンチー,バールフット,ボードガヤーのそれが重要である。 サーンチーでは第2塔の欄楯のみがこの時代に属し,その欄楯柱を飾る浮彫は浅く平面的で素朴な表現になり,人物や動植物の装飾的な図様を主体とし聖地供養図や守護神像も含まれるが,説話図はまだ見られない。…
※「ボードガヤー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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常に身に迫る一触即発の危険な状態をいう。シラクサの僭主ディオニュシオス1世の廷臣ダモクレスが王者の幸福をたたえたので,王がある宴席でダモクレスを王座につかせ,その頭上に毛髪1本で抜き身の剣をつるし,王...
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