百科事典マイペディア 「ポルタ」の意味・わかりやすい解説
ポルタ
→関連項目マデルノ
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…代表作に,《詩集》(1844),《新詩篇》(1847),《トスカナ格言集》(1853),《書簡集》(1859)などがある。なお,ミラノ方言による風刺詩で名高いC.ポルタをジュスティがつねに意識し,みずからの作品を,トスカナ方言を縦横に織り込むことによって書きつづった点は,見落としてはなるまい。【鷲平 京子】。…
…ナポリの市井の情事を扱いながら,錬金術師を登場させたりするブルーノのこの喜劇は,後年パリで出版されたために,イタリアでは長い間無視されていた。ナポリにはもう1人,29編の喜劇を書いたといわれるG.B.dellaポルタがいる。ポルタも戯曲は書いたが,ブルーノのように哲学者であり,科学者であり,また神秘学者であった。…
…
【カメラの歴史】
すでに述べたようにカメラ・オブスキュラはかなり古くからあり,その原理についてもイブン・アルハイサム(アルハーゼン),R.ベーコンらは知っていたといわれ,レオナルド・ダ・ビンチもカメラ・オブスキュラの正確な記述を残している。イタリアのG.B.dellaポルタは,1589年の《自然魔術》という著書の中でカメラ・オブスキュラを一般に広く紹介したが,すでにこれより以前にG.カルダーノやバルバロDaniel Barbaro(1528‐70)が両凸レンズを用いて明るい映像を得る方法を述べており,またバルバロは68年の著書の中で鮮明な映像を得る方法として絞りの採用も提案している。当時,カメラ・オブスキュラはもっぱら絵をかくときのトレース用として利用され,その小型化も図られたが,実用的なポータブル化に成功したのはドイツの僧ツァーンJohann Zahn(1641‐1707)であり,1685年の彼の著書を見ると,彼のカメラ・オブスキュラには光路に斜めに反転可能な鏡があって,水平なピントグラス上に映像を結ぶ一眼レフ方式になっていることに驚かされる。…
…この装置はキリスト教伝道のためのアトラクションないし民衆を驚愕させる見世物に利用された。映像を大写しにする技術自体は,16世紀半ばにG.B.dellaポルタがカメラ・オブスキュラにレンズを取り付けて作った〈魔法劇場〉等に先例を見るが,光源を内部にもつ箱の小孔から外へ映像を写しだす幻灯の形式とは逆に,外光を暗箱の内に引き込む仕組みであった。幻灯はその後改良され,レンズを種板より外に出し,倒立像を写す代りにレンズ操作をしやすくした現在の形式も考案された。…
…また後にレオナルド・ダ・ビンチによって書き残されたメモのなかにも,〈カメラ・オブスキュラ〉の名がたびたび使われており,それが実在していたと推測される。そして同じイタリアの自然哲学者G.B.dellaポルタの《自然魔術》(1558)の記述では具体的に,カメラ・オブスキュラの絵画への応用を推奨している。カメラ・オブスキュラとはラテン語の〈暗い部屋〉の意味で,閉じた暗い部屋(箱)の側面に小穴を設け,向いの側面に,この穴を通して外部の画像を写し出す装置のことである。…
…この四性論的人相学はヒルThomas Hillの《人間の観察》などにも詳しい。一方,G.B.dellaポルタの著《観相術》はアリストテレス学派に倣って,動物類推法により人相を系統的に論述し,P.P.ルーベンス,C.ル・ブランらの画家に影響を与えている。 さらにJ.K.ラーファターの《人相学断章》は四性論と動物類推の方法を駆使して顔貌の諸特徴を詳細に解釈した。…
…イタリア人たちがこれを活用する。G.B.dellaポルタの珍奇な《自然魔術》,世を驚愕せしめ意表をつくための珍品奇種に満ち満ちたあの驚異博物館は,この原理を存分に活用している〉(ポイカート《汎知学》)。 自然の書は,このように中世を通じて,司祭や神学者たちが拠っていた公然たる神の書とともに,無学文盲の民衆の実生活に依拠した自然観照を通じて培養されてきた。…
…この場合,石の硬さはだいじな条件である。というのは,16世紀の博物学者ポルタも述べているように,硬度の高い宝石ほど凝集力が強いので,いったん吸収された天体の力は堅固に保存されることになるからである。かくて宝石を護符として身に着けていれば,いざというときに,その保存された力を有効に使うことができると信じられたのであった。…
…マニエリスム後期の建築で,1568‐84年建設。ビニョーラが着工したが建設途中で没したため,ポルタが引き継ぎ,ファサードは後者のデザインによる。縦長の半円筒形ボールトひとつでまとめる幅広い身廊(単廊式,幅約20m)の構成や,アルベルティの手法を踏襲したファサードのデザインは,イエズス会の発展とあいまって,バロック期の教会堂建築に大きな影響を与えた。…
※「ポルタ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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