旺文社世界史事典 三訂版 「ポルトガル革命」の解説
ポルトガル革命
ポルトガルかくめい
1969年にサラザールが病気で辞任すると,植民地問題やインフレ問題をめぐり,激しい反政府運動が起こった。1974年4月,植民地戦争に反対を唱える軍部の革新派は,クーデタを起こし,無血で政権を握った。民政に移管したのち,1976年には新憲法が公布された。この革命で成立した民主主義体制を一般に,第二共和政と呼ぶ。
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