マグヌス2世(読み)マグヌスにせい(その他表記)Magnus II, Barfoett

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マグヌス2世」の意味・わかりやすい解説

マグヌス2世
マグヌスにせい
Magnus II, Barfoett

[生]1073
[没]1103.8.24. アルスター
ノルウェー王 (在位 1093~1103) 。3世とも数えられる。「裸足王」とも呼ばれる。オーラフ3世 (静寂王) の子。父王の死によって王位についた。同じく王位を宣言したマグヌスの子ホーコンの死によって 1095年単独の王となった。精力的,好戦的で,国内の豪族バイキングを圧倒し,デンマーク領ハーランド (現スウェーデン南西部) ,オークニー諸島ヘブリディーズ諸島アイルランドスコットランド修道院などを略奪。スウェーデン領西部へも侵入するなど略奪と戦争の生涯を送った。

マグヌス2世[スウェーデン王]
マグヌスにせい[スウェーデンおう]

「マグヌス6世」のページをご覧ください。


マグヌス2世[ノルウェー王]
マグヌスにせい[ノルウェーおう]

「マグヌス」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

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