マネゴルト・フォン・ラウテンバハ(英語表記)Manegold von Lautenbach

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

マネゴルト・フォン・ラウテンバハ
Manegold von Lautenbach

[生]1045頃
[没]1110頃
ドイツの高位聖職者。アウグスチヌス派に属し,最初南ドイツの修道院に入ったが,のちコルマル近くのマルバハ修道院に所属叙任権論争においては教皇グレゴリウス7世に加担して神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世に対抗した。 1084年頃に書いた『ゲープハルトに与える書』 Liber ad Gebehardumは,最も激烈な反皇帝文書である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

激甚災害

地震や風雨などによる著しい災害のうち、被災地域や被災者に助成や財政援助を特に必要とするもの。激甚災害法(1962年成立)に基づいて政令で指定される。全国規模で災害そのものを指定する「激甚災害指定基準に...

激甚災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android