ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マメタニシ」の意味・わかりやすい解説
マメタニシ
Parafossarulus manchouricus
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
軟体動物門腹足綱マメタニシ科の巻き貝。淡水産種で、本州、九州、および朝鮮半島、中国北部に広く分布し、湖沼の沿岸や流れの緩やかな河川にすむ。殻高13ミリメートル、殻径7ミリメートルに達し、殻は比較的薄くて卵形。殻表は淡黄色から黄褐色で太い螺肋(らろく)を巡らす。螺層は5階。殻口は卵形で、蓋(ふた)は石灰質。産卵期は春から夏で、透明な寒天質の膜で覆われた細長くて扁平(へんぺい)な卵塊を他物に付着させる。中に30~60個の卵が2列に並んでおり、孵化(ふか)後数か月で成貝となる。成貝は肝吸虫の第一中間宿主となる。
[奥谷喬司]
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
地震や風雨などによる著しい災害のうち、被災地域や被災者に助成や財政援助を特に必要とするもの。激甚災害法(1962年成立)に基づいて政令で指定される。全国規模で災害そのものを指定する「激甚災害指定基準に...
9/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新