…19世紀後半,腸チフスにかかって発熱した精神病者の精神症状が消失したとの報告から,発熱の精神病治療への応用が考えられるようになった。1917年にヤウレックJulius Wagner Jauregg(1857‐1940)によって,梅毒性精神病の進行麻痺に対する三日熱マラリア原虫接種による発熱療法(マラリア療法)が確立した。ヤウレックはこれによって1927年度のノーベル生理・医学賞を受けた。…
※「マラリア療法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...
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