マンチュリー(英語表記)Mǎn zhōu lǐ 満洲里

改訂新版 世界大百科事典 「マンチュリー」の意味・わかりやすい解説

マンチュリー
Mǎn zhōu lǐ 満洲里

中国,内モンゴル自治区北東部のフルンブイル(呼倫貝爾)盟北西部の市。人口18万(2000)。ロシアとの国境にあり,浜洲鉄道ハルビン~マンチュリー)の終点。清末に臚浜府が設けられ,1913年臚浜県がおかれたが,34年市制施行。中ロ間の国際列車が通じる,交通上の要地。近くにジャライ・ノール(札賚諾爾)炭田があり,豊富な石炭を利用して火力発電所が建設され,乳製品化学セメント等の工業が発達している。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android