精選版 日本国語大辞典 「マントル」の意味・読み・例文・類語
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地球の層構造の名称の一つで,大陸部で地上より35~2900 km の深さの範囲をいい,地球の全体積の83% を占める.地殻と横波が伝搬しない核との中間に相当し,平均密度は約4.5 g cm-3 といわれている.地震波の速度は縦波で7.75~13.64 km s-1,横波で4.35~7.30 km s-1 に相当する.マントルの物質については,主として地震波の解析から得られる密度,剛性率や弾性率の値を満足するモデルが種々提出されている.たとえば,V.M. Goldschmidt(ゴルトシュミット)(1922年)は,上部マントルは玄武岩の高圧型であるエクロジャイトからなり,下部マントルは,酸化物,硫化物の混合物であるとした.L.H. Adamsら(1927年)は,地震波の解析からダナイトで代表されるとし,A.E. Ringwood(1958年)は,かんらん石が化学組成はそのままで,圧力による転移で結晶形をかえてスピネルに変化すると考えている.マントルを化学的に一様だとし,コンドライトで代表させる考えもある.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
…この現象は,地球深部にP波速度が急激に減少する境界があるために生ずると考えられた。この境界の内側が核であり,外側はマントルと呼ばれる。震源からマントル内を通過して伝搬したP波は,このマントル‐核境界を通過する際に,核内のP波速度が遅いために,地球の中心部の方へ屈折する。…
…この種のカンラン岩は,マグマ溜りのなかで,玄武岩質マグマの結晶分化作用によって早期に晶出したカンラン石,スピネル,輝石などの結晶が,マグマ溜りの底に沈積して形成されたものである(こうして形成された岩石を集積岩cumulateと呼ぶ)。 後の二つの産状を示すカンラン岩は,上部マントル(深さ35~900km)の上部を構成する岩石であり,地球の内部構造を研究する上で重要である。造山帯や構造帯に産するものはアルパイン型と呼ばれ,オフィオライト最下部を構成するハルツバージャイト・レルゾライト・グループと,高温型変成帯にレンズ状岩体として産するレルゾライト・グループに分けられる。…
…チャンドラー運動はおもに四季の気圧配置や海流の変化による。このほか南極の氷床の消長,大地震,地殻変動,地球の核とマントルとの間の電磁気的カップリングによっても自転速度に変化が生じる。海水と海底との間に生じる潮汐摩擦によって自転にブレーキがかかり,しだいに自転速度が減る現象を永年減速といい,1日の長さが100年間に約0.014秒ずつ長くなる。…
…地球のマントルに深部から表面近くまでに達する大規模な熱対流が存在すると仮定して,熱も物質も対流に乗って運ばれるとすると,地殻と上部マントルに起こっている諸現象をうまく説明することができる。熱せられた地球が表面から冷えていく段階で,その内部に熱対流が生じるだろうとは古くから指摘されていた。…
※「マントル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
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