マーデルンクの式(その他表記)Madelung's formula

法則の辞典 「マーデルンクの式」の解説

マーデルンクの式【Madelung's formula】

イオン結晶正電荷負電荷の点の集合と考えると,結晶構造による静電ポテンシャルエネルギーV は次のような式となる.これがマーデルンクの式である.

ここで rイオン間の距離,z はイオンの電荷である.ここでの比例定数 αM を「マーデルンク定数」という.電荷を組み込んだ場合と,電荷を含まない式にした場合とがあるが,電荷を含まない式とすればマーデルンク定数は同形の結晶構造(たとえばNaClとMgOなど)に共通な値となる.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む