ミルフォードヘブン(読み)みるふぉーどへぶん(その他表記)Milford Haven

デジタル大辞泉 「ミルフォードヘブン」の意味・読み・例文・類語

ミルフォード‐ヘブン(Milford Haven)

英国ウェールズ南西部の都市ブリストル海峡北西端にあるミルフォードヘブン水路に面し、天然良港をもつ。中世より海上交通要地で、19世紀に捕鯨基地、漁業基地になった。1960年代に国内有数の石油基地が置かれたが、2014年に製油所閉鎖。現在は石油・天然ガスなどの輸入貯蔵・供給の拠点となっている。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ミルフォードヘブン」の意味・わかりやすい解説

ミルフォード・ヘブン
みるふぉーどへぶん
Milford Haven

イギリス、ウェールズ南西部の港湾都市。人口1万3194(1991)。港はブリストル海峡の北西端、ミルフォード・ヘブン湾の中に位置する天然の良港。中世にはアイルランドとの海上交通の要衝であったが、19世紀以降遠洋漁業の基地となり、1960年代以後は大型タンカーが停泊する国内屈指の石油基地となっている。

[久保田武]

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