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シュルレアリスムの代表的な画家。スペインのバルセロナに生まれ,同地の美術学校で学ぶ。1918年バルセロナで最初の個展。翌年パリに出る。はじめは静物や風景を素朴な感情で克明に描いていたが,24年ころから対象の外観にとらわれず記号に近いイメージを自由に描くようになる。同時にブルトンらと出会い,シュルレアリスム運動に参加。即興的な表現はしだいに自在さをましてゆき,明るい色調でオートマティックにあらわす形体から独特なユーモアがあふれ出る。1935-40年ごろの一時期はスペイン内乱や第2次大戦などが反映し,作風が暗くなった。油絵や水彩,版画などのほかにもオブジェや彫刻,陶器なども手がけ,多作である。代表作に《農園》(1921-22)やグアッシュの連作《星座》(1941)など。天真爛漫で自発的な表現は戦後アメリカの若い画家たちにも強い影響を与えた。56年以降はスペインで旺盛な制作活動を続けた。日本に2度来訪。
執筆者:岡田 隆彦
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1893~1983
スペイン,カタルニャの画家,彫刻家。バルセロナの生まれ。初期の画風はフォーヴィズムの影響を受けた表現主義だったが,のちに超現実主義の影響を受け,記号に近い自由で天真爛漫な画風の世界を開拓した。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
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