ムカデ(百足)(読み)ムカデ

百科事典マイペディア 「ムカデ(百足)」の意味・わかりやすい解説

ムカデ(百足)【ムカデ】

節足動物唇脚綱の総称。体は細長く,多くの体節からなり,各体節は1対の脚をもつ。頭部先端には長い触角があり,下側には1対の毒顎がある。夜行性小動物を食べ,昼間は石や枯葉などの下に潜む。体節数の多いものでは170節以上のもの,大きいものでは体長30cmに達するものがある。日本にはアカムカデ(体長4cm),イッスンムカデ(体長2.5cm),アオズムカデ(体長7.5cm)などがよくみられる。ゲジもこの仲間

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