出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
デジタル大辞泉
「モル」の意味・読み・例文・類語
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モル
モル
mole, molar
【Ⅰ】物質量の単位の一種.国際単位系(SI単位)の基本単位の一つ.記号 mol.従来はアボガドロ定数(6.02 × 1023)の原子または分子を含む物質量,あるいは原子量または分子量と同じ質量の物質量と定義されていたが,SI単位では 12C の0.012 kg 中にある炭素原子と同数の基本的粒子(分子,原子,イオンなど)を含む系の物質量と定義されている.【Ⅱ】濃度の単位としても用いられる.記号 mol L-1,もしくは M.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
モル
mol; mole
SI基本単位の一つ。記号は mol。1モルは 6.02214076×1023の要素粒子を含む量をさす。かつて,モルは 0.012kgの炭素 12のなかに存在する原子の数と等しい数の要素粒子を含む系の物質量と定義された。モルを用いるとき,要素粒子が指定されなければならないが,それは原子,分子,イオン,電子その他の粒子またはこの種の粒子の特定の集合体であってよい。
モル
Mor (van Dashorst), Anthonis
[生]1520頃.ハールレム
[没]1576. アントウェルペン
オランダの肖像画家。スペイン名アントニオ・モロで高名。 J.スコレルに師事。イタリア旅行ののち,H.ホルバイン風の肖像を描いた。マドリード,ロンドンなどの宮廷で仕事をし,1555~59年にはハールレムに滞在,59年に再びスペインを訪問した。作品はスペインのフェリペ2世のために描いた『イギリス女王メアリー・チューダー』 (1554,マドリード,プラド美術館) 。
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知恵蔵
「モル」の解説
モル
物質を構成する原子、分子などの要素粒子の数で表す物質量の単位で、SIの基本単位の1つ。化学において基本諸法則が発見されて以来、物質量を表すのにグラム原子、グラム分子などの単位が用いられてきたが、これらは原子、分子の相対質量である「原子量」「分子量」の決め方に関係するため、物理学者と化学者との間で異なる定義が用いられていた。これを統一するため、1971年の国際度量衡総会は物質量の単位に「モル」という名称を与え、「モルは0.012 kgの炭素12の中に存在する原子の数と等しい数の要素粒子を含む系の物質量である」と定義。
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モル【mole】
国際単位系における物質量の基本単位。1971年の国際度量衡総会で採用されたモルの定義は次のとおりである。〈モルは0.012kgの炭素12の中に存在する原子の数と同数の要素体を含む系の物質量である。その記号はmolである〉。ここで要素体というのはelementary entityの訳であって,その物質の性質を規定している化学的な最小要素であり,原子,分子,イオン,電子その他の粒子,もしくは組成の特定されたこれら粒子の集りである。
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モル【mol】
物質の量を示す国際単位。記号は「mol」。1molは、質量数12の炭素12g中に含まれる炭素原子と同数(アボガドロ数)の原子・分子などを含む物質量。水素分子H2の1molは2.016g、酸素原子Oの1molは15.999gだから、水H2Oの1molは18.015gである。
出典 講談社単位名がわかる辞典について 情報
モル
アボガドロ数 (6.02×1023個) の分子の集合単位を1モルという.化合物について,その分子量にgをつけた数の質量に相当する.モル濃度をいう場合もあり,モル濃度1は,1lに1モルの溶質を含む液をいい,1Mと記す.
出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報