モンゴル文語(読み)もんごるぶんご

世界大百科事典内のモンゴル文語の言及

【モンゴル諸語】より

…この例から知られるように,モンゴル系の言語は,主語―客語(目的語)―動詞の文構成をもち,後置的格語尾,動詞語尾をもち,さらに,定語は被定語の前に立つなど,日本語と近い特徴をもっている。
[歴史]
 モンゴル系の言語は歴史的には,13世紀の初頭の文献から知られており,ウイグル文字を借用したモンゴル文字(蒙古文字)によって書写されるモンゴル文語(蒙古語文語。あるいは単に蒙古語とも)は,モンゴル民族の書写言語として13世紀以来現在に至っている。…

※「モンゴル文語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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