精選版 日本国語大辞典 「モーニングコート」の意味・読み・例文・類語
モーニング‐コート
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男子が昼間に用いる礼装用上着。黒無地のドスキンやカシミアなどの素材を使い、襟は剣襟、シングルの一つボタンが多い。ウエストに切り替えの縫い目が入り、前身頃(みごろ)の裾(すそ)は大きく斜めにカットされているが、後ろ丈は膝(ひざ)の裏あたりまで届いているのが普通である。後ろ身頃のウエストラインから裾に向かって長いベンツが入る。これにあわせるズボンは黒とグレーの縞(しま)。チョッキは上着と共布またはグレーの地で、シングルの五つボタンまたは六つボタン、ダブルの三つボタンも用いられる。シャツは白で、襟はウイング・カラーまたはダブル・カラーである。ネクタイは黒・白のストライプなど。
[菅生ふさ代]
19世紀にヨーロッパの男性が礼装用の上着であるアビhabitと区別して、日常着として着用していたカッタウエーコートcutaway coat(前身頃の裾を斜めにそぎとる意)の一種であった。乗馬用のニューマーケットコートnewmarket coatから変化したともいわれるが、時代の流行によって、切り替えの線やポケットの位置などが多少異なる。19世紀後半から昼の略礼服の役目を果たすようになり、現代になって昼の正式礼服となった。
[菅生ふさ代]
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