精選版 日本国語大辞典 「ヤコブ」の意味・読み・例文・類語
ヤコブ
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…ロマネスク様式の大聖堂をはじめ,36の修道院と46の教会があり,16世紀に創立された大学もある。サンチアゴはキリストの十二使徒の中の大ヤコブのスペイン語名。そしてコンポステラは一般にはラテン語campus stellae(星の原),また一説にはcompositum(墓場)に由来するといわれるが,はっきりしたことは不明。…
…しかしパウロの《コリント人への第1の手紙》15章5節以下が示している最初期の宣教の要約は,実際にはイスカリオテのユダを欠いて十一人となっていたはずの弟子グループをそのまま〈十二人〉と表示することによって,それがすでにきわめて早い時期に固定化されたひとつのまとまりを意味していたことを暗示していることは注目すべきである。使徒たることの条件は,イエスの復活顕現の証人であることであったと思われるが,上掲の宣教の要約はその証人として〈十二人〉〈五百人以上の兄弟たち〉そして〈ヤコブおよびすべての使徒たち〉に言及している(15:5~7)。しかし《ルカによる福音書》の著者は使徒を十二弟子に限定しており,さらに同著者による《使徒行伝》は伝承にさかのぼる二ヵ所(14:4,14)を除いては,パウロをも使徒とは呼ぼうとしていない。…
…ローマ巡礼は9,10,11世紀,および50年ごとに聖年が宣布されるようになった14,15世紀の2度にわたって極盛期を経験した。9世紀,サンチアゴ・デ・コンポステラで使徒大ヤコブの墓所が発見されたという報知は,ヤコブのスペイン伝道の伝説とともに西欧に流布した。ただちに巡礼者が集まり始め,とくに12世紀以降,巨大な霊場となった。…
…父の名はゼベダイZebedeeといい,ガリラヤの出身。福音書の伝えるところによると,兄弟ヤコブとともに父の家業であった漁師をしていたところをイエスによって見いだされ,弟子とされたという(《マルコによる福音書》1:19~20)。〈十二弟子〉の名前のリスト(同3:16~19)では筆頭弟子のシモン・ペテロのすぐ後に挙げられ,兄弟ヤコブとともに,〈ボアネルゲBoanerges〉(〈雷の子〉の意)という別称を与えられている。…
…遊牧民アブラハムは,のちにイスラエルの神になったヤハウェから,彼の子孫にカナンの地を与えると約束された(〈アブラハム契約〉)。アブラハム,イサク,ヤコブの3代は族長と呼ばれる民族草創の父祖であるが,ヤコブを民族の直接の先祖とする伝承により,ヤコブの別名はイスラエル,その12人の子らはイスラエル12部族の名祖であったと説明される。 ヤコブ一族のヘブライ人は,飢饉を逃れてエジプトへ移住したが,やがてエジプト人の奴隷となって苦役に服した。…
…族長イサクの長子。旧約聖書の《創世記》によれば,双子の一人としてヤコブに一歩先んじて生まれた。弟のヤコブとの抗争は母リベカの胎内から始まり,生涯に及ぶ。…
…仏を人間に似せた仏教は釈迦三十二相の中に毛孔生青色相と身毛上靡相(じようびそう)を強調する。イサクの次男ヤコブは父を欺いて毛深い兄エサウの代りに祝福を受け,兄の怒りをかった。死の床にあったイサクが子ヤギの皮を手に巻いたヤコブをエサウの手と勘違いしたためで,毛が仲たがいの原因だった。…
…この契約に基づき,カナンは〈選民〉ユダヤ民族の〈約束の地〉になった。族長アブラハムの孫ヤコブは,別名をイスラエルと称し,のちに12部族の名祖となった12人の子らの父であったが,飢饉を逃れてエジプトへ移住した。その子孫がエジプト人の奴隷にされて苦役に服したときに,族長の神と名のる主の顕現を受けたモーセが,彼らを率いてエジプトを脱出した。…
…新約聖書中《公同書簡》と呼ばれる手紙の一つ。著者はみずからをヤコブと称しており(1:1),そこからイエスの弟ヤコブの手紙とする説もあるが,大多数の学者はそれを否定する。おそらく1世紀末~2世紀初めに1人のユダヤ人キリスト者によって書かれたものと思われる。…
※「ヤコブ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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