ユングフラウ[山](読み)ユングフラウ

百科事典マイペディア 「ユングフラウ[山]」の意味・わかりやすい解説

ユングフラウ[山]【ユングフラウ】

スイス南部,ベルナー・アルプス高峰。標高4158m。インターラーケン南東約18km,ユングフラウ鉄道がユングフラウヨッホ(3475m)に達し,ここに高山研究所,気象観測所がある。山腹氷河におおわれ,南西側にアレッチ氷河が流れ,北にメンヒ山,アイガー山が相接する。初登頂は1811年。
→関連項目インターラーケンスイス・アルプスのユングフラウとアレッチ氷河ラウターブルンネン

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世界大百科事典 第2版 「ユングフラウ[山]」の意味・わかりやすい解説

ユングフラウ[山]【Jungfrau】

スイスのベルナー・アルプスBerner Alpenの高峰。標高4158m。北東に連なるメンヒMönch(4099m),アイガー(3970m)とともにベルナーオーバーラントの3名山。雪原におおわれた山体の南東から,アルプス最大の大アレッチュ氷河(面積113.4km2,延長25km)が流下する。〈処女峰〉を意味するこの呼称は,登頂の困難な山であったことに由来するが,1811年にマイヤー兄弟がそれに成功した。

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