リップリード(唇を発音源とする)の気鳴楽器の一つ。サクソルン属の一種で、「小バス」「テナー・チューバ」ともよばれる。金属の円錐(えんすい)管を基本とする楽器で、とくに吹奏楽では重要な役割を果たす。一般に吹奏時にベルが上を向くようにつくられ、マウスピースは深いカップ形。B♭またはC管に設計されており、その音域はいわゆる大バスの一オクターブ上で、これはサクソルン属のバリトンと同じである。バリトンと比べてユーフォニウムの管は内径が太いため、低音域がよく響き、音色はより柔らかいのが特徴である。変音弁(バルブ)も、基本的な3個に加え、低音域を広げるために第四のものを設けていることが多い(5~6個のものもある)。ピストン式、ロータリー式のいずれも用いられている。
[卜田隆嗣]
化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...
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