ランタニド

精選版 日本国語大辞典 「ランタニド」の意味・読み・例文・類語

ランタニド

〘名〙 (lanthanide) 原子番号五八番元素セリウムから七一番元素ルテチウムまでの一四元素の総称。現在は五七番元素ランタンを含めてランタノイドという。ランタン系。

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デジタル大辞泉 「ランタニド」の意味・読み・例文・類語

ランタニド(lanthanide)

ランタノイド異称本来はランタンに似た元素の意で、古くセリウム以下の14元素の総称としたが、現在ではランタノイドと同じ意味で用いられている。

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化学辞典 第2版 「ランタニド」の解説

ランタニド
ランタニド
lanthanide

[別用語参照]ランタノイド

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ランタニド」の意味・わかりやすい解説

ランタニド

希土類元素」のページをご覧ください。

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世界大百科事典内のランタニドの言及

【ランタニド収縮】より

ランタノイド(古くはランタニド元素と呼んだ)のイオン半径あるいは原子半径が,原子番号にしたがって減少する現象。同じような現象はアクチノイドでもみられ,これはアクチニド収縮と呼ばれる。…

【ランタノイド】より

…〈オイド〉とは〈似たもの〉の意であるから,ランタンを除いた残りの14元素を〈ランタンに似たもの〉という意味でこう呼ぶ学者もあるが,ランタン自身をその中に含めるのが普通である。また,ランタンを除いた14元素をランタニドlanthanideと呼ぶこともある。原子は一般にキセノンと同じ構造の芯の外側に2個の6s電子をもち,その内側の4f軌道(電子の定員14個)が電子によってつぎつぎに占有されていく構造で,最外部の電子配列は4fn5s25p66s2となる。…

※「ランタニド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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