精選版 日本国語大辞典 「ランドシュタイナー」の意味・読み・例文・類語
ランドシュタイナー
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オーストリアの病理免疫学者。1891年ウィーン大学を卒業して医師となり、ワイクセルバウムAnton Weichselbaum(1845―1920)のもとで病態生理学を専攻した。1901年に、ヒトの血液を同種血球凝集反応で、ABC(CはいまのO)の3群に分類して、血液に個人的区分のあることを発表し(発見は1900年)、1902年にAB型も発見した。その後の研究と相まって、従来副作用に悩ませられた輸血法が、安全に行われるようになった。1911年から1919年まで彼はウィーン大学教授を務めた。1922年招かれてロックフェラー研究所(現、ロックフェラー大学)所員となり、アメリカに帰化した。1927~1928年に、レビンPhilip Levine(1900―1987)とともにMN式血液型を発表し、1940年には、ウィーナーとともに、アカゲザルrhesus monkeyの血球とヒトの血球に共通な抗原のあることを発見した。rhesusの頭文字をとって、これをRh因子と名づけ、大部分のヒトはRh因子をもち(+)、まれにこれをもたないヒト(-)があることが判明した。1930年、血液型発見の業績でノーベル医学生理学賞を受け、その他多くの内外の賞や大学名誉学位を受けた。
[古川 明]
少子化とは、出生率の低下に伴って、将来の人口が長期的に減少する現象をさす。日本の出生率は、第二次世界大戦後、継続的に低下し、すでに先進国のうちでも低い水準となっている。出生率の低下は、直接には人々の意...
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