リゴドン(その他表記)rigaudon

翻訳|rigaudon

デジタル大辞泉 「リゴドン」の意味・読み・例文・類語

リゴドン(〈フランス〉rigaudon)

《「リゴードン」とも》フランスのプロバンス地方に由来する宮廷舞曲。17~18世紀にフランス・イギリスドイツなどで流行した。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リゴドン」の意味・わかりやすい解説

リゴドン
rigaudon

フランス,プロバンス地方の船乗りの踊りに由来する舞踊およびその舞曲。快活な2分の2あるいは4分の4拍子で,全体は主として4小節から成り,上拍で始ることが多い。リゴーというマルセイユ舞踊家が 1630年にパリで紹介したといわれる。ルイ 13世の頃 (1601~43) ,ベルサイユ宮殿で盛んに行なわれた。イギリスではリガドゥーンと呼ばれて流行した。 17~18世紀の組曲や,オペラ,バレエに取入れられ,A.カンプラ,J.ラモーらの作品にみられる。

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