リチャードクーラント(その他表記)Richard Courant

20世紀西洋人名事典 「リチャードクーラント」の解説

リチャード クーラント
Richard Courant


1888.1.8 - 1972.1.27
米国の数学者。
元・ゲッティンゲン大学教授,元・ニューヨーク大学数理学研究所所長。
上シュレージェン地方ルブリンツ(後のポーランド)生まれ。
ユダヤ人ビジネスマンの家庭に生まれた。異例の才能をあらわし、1907年ゲッティンゲン大学に編入ヒルベルトに師事し、’10年学位を取得し、’20年ゲッティンゲン大学教授となる。ヒトラー下で自己のポストに不満を感じ’34年アメリカ国籍となりニューヨーク大学のスタッフとなった。’53〜58年までニューヨーク大学数学研究所所長、’65年にクーラント数学研究所を開設した。主な著書に「数理物理学の方法」「微積分学」等がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む