リュールマン

百科事典マイペディア 「リュールマン」の意味・わかりやすい解説

リュールマン

ドイツの製鉄技術者。工業学校を終えて製鉄工場で働き,のち独立。1860年高炉の湯だまりをふさぎ,羽口4個と鉱滓(こうさい)口1個を設けて,高炉の大型化・銑鉄量産への道を開いた。ほかに鉱滓の煉瓦への利用,コークス炉改良,高炉ガスの燃料利用などの業績がある。

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