精選版 日本国語大辞典 「リユース」の意味・読み・例文・類語
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
一度使用したものをそのままの形でふたたび使用すること。再使用ともいう。身近な例では、フリーマーケットやオークションで古着や中古品を他者に譲ったり売ったりして再使用する場合や、生産者が使用済みの製品や部品を回収して再使用する場合がある。廃棄物処理の分野では、ビールなどの酒類やソフトドリンクなどを入れるリターナブル瓶を回収して再使用することがあげられるが、近年では一度きりの使用で廃棄されるワンウェイ瓶の増加に押されて、リターナブル瓶の出荷量とそれに伴う回収量は減少しつつある。リターナブル瓶(食料品、清涼飲料、酒類)の回収量は、1994年度(平成6)には812万トン、1999年度には310万トン、2004年度(平成16)には183万トン、2009年度には133万トンとなっている(環境省)。
なお、循環型社会形成推進基本法では、廃棄物処理の優先順位を、
(1)リデュースReduce(発生抑制)
(2)リユースReuse(再使用)
(3)リサイクルRecycle(再生利用)
(4)熱回収
(5)適正処分
としてランク付けしている。なお、技術的あるいは経済的に問題があれば、この優先順位にこだわるものではないとされている。
[田中 勝]
送り状。船荷証券,海上保険証券などとともに重要な船積み書類の一つで,売買契約の条件を履行したことを売主が買主に証明した書類。取引貨物の明細書ならびに計算書で,手形金額,保険価額算定の基礎となり,輸入貨...
9/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新