レザークロス

デジタル大辞泉 「レザークロス」の意味・読み・例文・類語

レザークロス(leathercloth)

布の表面塗料を塗り、しぼを型押しして、本物の皮に似せたもの。本の表紙などに使う。

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精選版 日本国語大辞典 「レザークロス」の意味・読み・例文・類語

レザー‐クロス

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] leathercloth ) 布の表面に塗料を塗り、皺(しわ)を型押しして外観を本物の革に似せて作ったもの。本の表紙などに使う。レザー
    1. [初出の実例]「レザー・クロスは織布に特殊の加工を施したものであるが」(出典:東京鞄商工同業組合沿革史(1930)〈小林儀三郎〉)

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世界大百科事典(旧版)内のレザークロスの言及

【レザー】より

…戦前から,皮革の代替品として織編布にニトロセルロースなどを塗布したものを,擬革,またはイミテーションレザーimitation leatherと呼び,略してレザーもしくはレザークロスと呼んでいたが,現在このような製品は市場に見当たらない。ポリ塩化ビニル樹脂塗料を塗布,またはこの樹脂膜をはり合わせた塩ビレザーまたはビニルレザーと呼ばれるものがあるが,これを単にレザーと呼ぶことは少なく,レザーといえばむしろ本来の意味の革をいうことが多い。…

※「レザークロス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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