出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…祠堂の中庭には動植物や人物を浅浮彫した精巧な素焼粘土のタイルが敷かれていた。パーンドレーターン,ウシュクル,ギルギットなどにも寺院址があり,塔の形式やテラコッタ像の作風からガンダーラとの密接な交渉がうかがえる。またギルギットのある仏塔からは7~8世紀の多数のサンスクリット語仏典写本が発見された。…
…北からカラコルム,ラダク,ザスカル,大ヒマラヤの4山脈が北西から南東に走る山岳地帯で,その間に介在するインダス川源流部の河谷でも標高2500~4500mの高所にある。気候は冷涼乾燥で,中心都市レーLeh(標高約3500m)の年平均気温は5.5℃,年降水量は116mmにすぎない。レーを含む中部および東部地方は,気候,地形だけでなく,言語(チベット語),宗教(ラマ教)の点でもチベットと類似し,小チベットとも呼ばれる。…
…イギリスに住みその宮廷の保護を受けたと推定されているが,生涯についてはほとんど知られていない。最初の,最も重要な作品はブルトン人の間に伝わる口承詩に取材したといわれる短編物語詩《レー》12編(1170ころ)である。8音綴詩句118行のごく短い物語から長いものでも1184行を超えない伝奇物語集。…
※「レー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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