ローヤルティ[諸島](読み)ローヤルティ

百科事典マイペディア 「ローヤルティ[諸島]」の意味・わかりやすい解説

ローヤルティ[諸島]【ローヤルティ】

南西太平洋,ニューカレドニア島の東方約100kmに北西〜南東に並ぶ島列。フランス語ではロアイヨーテ諸島。主島はリフマレ,ウベアなど。大部分は低い隆起サンゴ礁で,コプラを主産。フランス領ニューカレドニアに属する。住民はおもにメラネシア人だが,ポリネシア人の移民もいる。1981km2。2万2080人(2004)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版 「ローヤルティ[諸島]」の意味・わかりやすい解説

ローヤルティ[諸島]【Loyalty Islands】

フランス語ではロアイヨーテ諸島Îles Loyauté。南西太平洋,フランス領ニューカレドニアに属する島群で,ニューカレドニア本島の東約100km沖にあって,本島の東岸とほぼ平行して連なっている。総面積約2000km2,人口1万5000(1976)。おもな島は北からウベア島リフ島マレ島で,諸島の行政の中心地はリフ島の町ウェである。隆起サンゴ礁(リフ島,マレ島)およびサンゴ礁(ウベア島など)より成り,標高100mをこえることはない。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

激甚災害

地震や風雨などによる著しい災害のうち、被災地域や被災者に助成や財政援助を特に必要とするもの。激甚災害法(1962年成立)に基づいて政令で指定される。全国規模で災害そのものを指定する「激甚災害指定基準に...

激甚災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android