世界大百科事典 第2版 の解説
ワシントン・ナショナル・ギャラリー【National Gallery of Art,Washington】
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
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…アメリカの美術館の一般的な特色は,ヨーロッパの大美術館がおおむね王侯貴族や政府主導型の,いわば〈上からの〉美術館なのに対し,主として民間の篤志家の寄付,寄贈によって設立,運営される〈下からの〉民主主義的性格をもっていることで,日本やフランスにおけるような国立の美術館はほとんどない。ワシントン・ナショナル・ギャラリーにしても民間人の設立であり,〈ナショナル〉とは〈国立〉ではなく〈国民の〉を意味している。強大な経済力を背景として,大半はわずか数十年の間に築かれたアメリカの美術コレクションは,コレクターの個人的な趣味の反映であると同時に,一国一時代に偏しない広い視野に立って収集されたものが多い。…
…のち政界においても活躍し,長年にわたり財務長官(1921‐32)や駐英大使の要職を務めた。美術に対する理解も深く,1937年には当時の金額で1500万ドル相当の美術品,およびこれらの作品を収蔵展示する美術館(ワシントン・ナショナル・ギャラリー。1941開館)を国に寄贈した。…
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