一助(読み)イチジョ

デジタル大辞泉 「一助」の意味・読み・例文・類語

いち‐じょ【一助】

わずかばかりの助け。少しの足し。「家計一助とする」「理解一助とする」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一助」の意味・読み・例文・類語

いち‐じょ【一助】

  1. 〘 名詞 〙 少しの助け。何かの足し。
    1. [初出の実例]「此書下かかりに便(たより)、色情の得手物(ゑてもの)によそへ、実不実の味ひを弁(わきま)へば、慎(つつしみ)の一助(イチジョ)」(出典洒落本・迷処邪正按内拾穂抄(1758)序)
    2. 「夫(おっと)と申合せ暮し方の一助(ジョ)にもせんとて」(出典:新聞雑誌‐九号・明治四年(1871)八月)
    3. [その他の文献]〔史記‐留侯世家〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android