一大(読み)イチダイ

デジタル大辞泉 「一大」の意味・読み・例文・類語

いち‐だい【一大】

[接頭]名詞に付いて、一つの大きな、非常に重大な、の意を表す。「一大事件」「一大発見」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一大」の意味・読み・例文・類語

いち‐だい【一大】

  1. 〘 接頭語 〙 名詞の上に付いて、一つの大きな、重要な、の意を表わす。
    1. [初出の実例]「竇・蕭はただに僭偽(せんぎ)の中に混ず、一大冤(えん)といふべし」(出典随筆・孔雀楼筆記(1768)三)
    2. 「近日賄(まかなひ)改革の一大暴動を起さうと企てたによって」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例