一派(読み)イッパ

デジタル大辞泉 「一派」の意味・読み・例文・類語

いっ‐ぱ【一派】

学芸宗教武道などで、もと流儀宗旨などから分かれた一つ流派。「一派を立てる」
主義主張目的などを同じくする人たちの仲間。「一党一派にかたよらない」
[類語]仲間同輩朋輩ほうばい同僚同志同人メート同士常連一味徒党味方翰林盟友同腹相手友達友人ペンフレンドペンパル朋友友垣酒徒茶飲み友達ルームメート畏友知友知音親友心友仲良し良友悪友戦友校友同窓生学友同級生級友クラスメート同窓同期同期生同期の桜社友僚友寮友政友詩友亡友

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一派」の意味・読み・例文・類語

いっ‐ぱ【一派】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 河川の一支流。〔李端‐送夏中丞赴寧国任詩〕
  3. 学問・宗教・芸能武術などで、元の系統から分かれてできた一分派。一流派。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  4. 主義主張、または目的を等しくする仲間、団体。一味。
    1. [初出の実例]「続猿蓑は芭蕉翁の一派の書也」(出典:俳諧・続猿蓑(1698)奥書)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「一派」の読み・字形・画数・意味

【一派】いつぱ

ひとつの流れ。一脈。金・元好問〔自ら写真に題す、二首、二〕詩 一の春、淡くして收まらず 漁家已に許す、舟を借(やと)ふを

字通「一」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android