七里法華(読み)しちりぼっけ

精選版 日本国語大辞典 「七里法華」の意味・読み・例文・類語

しちり‐ぼっけ【七里法華】

  1. 〘 名詞 〙 ( 七里ごとに法華の寺があるの意 ) 千葉県大網、東金あたりには、きわめて日蓮宗信者が多いことをいう。七里。
    1. [初出の実例]「塵芥(ごみ)船の船頭か七里法華(しちリボッケ)講頭(かうがしら)間抜なものなら兎も角も」(出典歌舞伎八幡祭小望月賑縮屋新助)(1860)二幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android