三合(読み)さんごう

精選版 日本国語大辞典 「三合」の意味・読み・例文・類語

さん‐ごう‥ガフ【三合】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 陰陽道でいう厄年の一つ。暦の上で一年に大歳・太陰・客気の三神が合すること。これを大凶とし、この年は天災兵乱などが多いとする。三合歳。三合の年。
    1. [初出の実例]「案九宮経、来年己亥、当三合」(出典続日本紀‐天平宝字二年(758)八月丁巳)
  3. ( 「こぬかさんごう(小糠三合)」の略 ) わずかな財産食糧のたとえ。俗に「小糠三合あるならば入り婿すな」といわれる。
    1. [初出の実例]「むねんがる三合なふてのあのごたく」(出典:雑俳・長ふくべ(1731))

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占い用語集 「三合」の解説

三合

十二支うち特定三支が結びつくこと。三合会局とも言う。それぞれ四正にある卯・午・酉・子を中心に、亥・卯・未の三合木局、寅・午・戌の三合火局、巳・酉・丑の三合金局、申・子・辰の三合水局がある。三支の中心になる旺支の五行に合わせ変化し、旺支の五行の力が強くなる。

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