精選版 日本国語大辞典 「三国山脈」の意味・読み・例文・類語
みくに‐さんみゃく【三国山脈】
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群馬・新潟県境の山地。北東から南西に延び、関東地方北西縁の一大障壁で、この山脈を分水界として太平洋側と日本海側とに自然的にも人間生活にも著しい差異をもたらしている。山脈を構成する岩石は、花崗(かこう)岩・閃緑(せんりょく)岩、中生界および第三系の地層である。深い谷に刻まれた高峻(こうしゅん)な壮年期の地形で、北東から丹後(たんご)山(1809メートル)、柄沢(からさわ)山(1900メートル)、茂倉(しげくら)岳(1978メートル)、谷川(たにがわ)岳(1963メートル)、万太郎(まんたろう)山(1954メートル)、仙ノ倉(せんのくら)山(2026メートル)、平標(たいらっぴょう)山(1984メートル)、三国山(1636メートル)、白砂(しらすな)山(2140メートル)など南西に及び、上野(こうずけ)、越後(えちご)、信濃(しなの)の三国にまたがって2000メートル級の高峰をもつ。清水峠(1448メートル)と三国峠(1244メートル)が昔から山脈を越える重要な交通路であったが、清水トンネルによる国鉄(現、JR)上越線開通後ほとんど利用されなくなり、現在は国道17号のトンネルで三国峠の下を横断し、また、JR上越新幹線や関越自動車道のトンネルが山脈を横断する。清水峠から南西は上信越高原国立公園の地域で、三国峠までを谷川連峰とよんで登山者が多いが、天気の激変や雪崩(なだれ)、豪雨、濃霧などに警戒が必要とされている。
[村木定雄]
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