三院制(読み)さんいんせい

百科事典マイペディア 「三院制」の意味・わかりやすい解説

三院制【さんいんせい】

明治政府が廃藩置県後,1871年太政官制を発布して太政官正院(せいいん)・左院右院の3院を設置,その下に各省を置き,中央集権の官僚体制の基礎を固めた。左右院は1875年,正院は1877年廃止。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android