精選版 日本国語大辞典 「下北半島」の意味・読み・例文・類語
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
本州の北端、青森県北東部に斧(おの)の形をして突出する半島。北は津軽海峡、東は太平洋に臨み、南西部に陸奥湾(むつわん)を抱く。半島北西端の大間崎(おおまざき)は本州の最北端にあたる。半島中央部、斧の頭部をなすところが恐山山地(おそれざんさんち)で、奥羽山脈の延長部である。山地の西側は500~700メートルの断層崖(だんそうがい)で、崖下には海食作用を受けた凝灰岩の岩礁が点在し、仏ヶ浦(ほとけがうら)の名勝をつくっている。恐山山地の中心は恐山火山で、中央にカルデラ湖の宇曽利山(うそりやま)湖があり、大尽(おおづくし)山などの外輪山で囲まれている。半島の東部、斧の柄の部分は下北丘陵からなる。地形的には北上山地と奥羽山脈の間の低地をなしている。恐山山地と下北丘陵の間は田名部低地(たなぶていち)で、低地の南部にむつ市の市街地がある。
下北半島は県内で気候条件のもっとも恵まれない地域で、冬は気温が低く(2月の平均気温零下4℃)、晩春から初夏にかけては冷たい偏東風のやませが吹く。産業面でもみるべきものがなく、交通もバスに依存するが、道路の整備も十分ではない。
[横山 弘]
『九学会連合下北調査委員会編『下北(自然・文化・社会)』(1967・平凡社)』
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
…逆に寒地植物のヒメワタスゲ,カラフトイチヤクソウなどは青森県が南限である。動物ではニホンザル生育地の北限が下北半島山地部にある。なお,日本の生物分布上の境界線の一つといわれているブラキストン線が津軽海峡を通っている。…
※「下北半島」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
送り状。船荷証券,海上保険証券などとともに重要な船積み書類の一つで,売買契約の条件を履行したことを売主が買主に証明した書類。取引貨物の明細書ならびに計算書で,手形金額,保険価額算定の基礎となり,輸入貨...
9/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新