不倫(読み)ふりん

精選版 日本国語大辞典 「不倫」の意味・読み・例文・類語

ふ‐りん【不倫】

〘名〙 (形動) 不道徳であること。特に、不道徳な男女関係にいう。また、そのさま。
正直者(1903)〈国木田独歩〉「何故父は、さる不倫(フリン)なことをして居たかといふ理由は」

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デジタル大辞泉 「不倫」の意味・読み・例文・類語

ふ‐りん【不倫】

[名・形動](スル)道徳にはずれること。特に、配偶者以外と肉体関係をもつこと。また、そのさま。「不倫な関係」「不倫末路
[類語]密通私通姦通姦淫野合乱交内通不貞浮気虫が付くとが過ち罪悪罪科罪過犯罪罪障罪業悪徳背徳不徳不仁不義破倫あく悪行あくぎょう悪事違犯
[補説] 
2018年5月に実施した「あなたの言葉を辞書に載せよう。2018」キャンペーンでの「不倫」への投稿から選ばれた優秀作品。

◆既婚者が異性間のことで、パートナーに説明できない関係を持つこと。
こもさん

◆よく「恋愛」の対義語のように考えられるが、当事者にとっては紛うことなき「恋愛」そのもの。
ぼくちんさん

◆一般的には“してはいけない”こと。
ぱべをさん

◆一夫一婦制から生じる倫理本能齟齬
カルミトさん

◆家族との縁をかけた、かくれんぼ。
ipadさん

◆ホテル・旅館の、重要な収入源の一つ。
Ami_rさん

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普及版 字通 「不倫」の読み・字形・画数・意味

【不倫】ふりん

道ならぬこと。

字通「不」の項目を見る

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