精選版 日本国語大辞典 「不斉炭素原子」の意味・読み・例文・類語
ふせい‐たんそげんし【不斉炭素原子】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
単結合4本で共有結合している炭素原子の結合相手の原子あるいは原子団すべてが異なるとき、その炭素原子が不斉炭素原子である。不斉は不整とも書く。このとき、不斉炭素原子を中心とする原子配置には、互いに重ね合わせても一致することのない実像と鏡像の関係にある2種が可能となり、その1対を対掌体antipodeあるいは鏡像体enantiomerまたはエナンチオマーという。不斉はキラリティーに基づいており、第2種の対称要素(転義回転軸)がないときの原子配置には、つねに1対の対掌体が可能となり、特殊な条件でない限り、光学異性体の対になる。炭素原子に限らず、一般に不斉の中心になる原子を不斉原子という。
[岩本振武]
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
有機化合物中のCが4個の異なる原子または原子団と結合して,キラルな四面体構造の中心にあるとき,このCを不斉炭素原子という.不斉炭素原子のまわりの立体配置の違う一対の異性体を対掌体という.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
少子化とは、出生率の低下に伴って、将来の人口が長期的に減少する現象をさす。日本の出生率は、第二次世界大戦後、継続的に低下し、すでに先進国のうちでも低い水準となっている。出生率の低下は、直接には人々の意...
11/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/26 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典を更新
10/19 デジタル大辞泉プラスを更新
10/19 デジタル大辞泉を更新
10/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
9/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新