不理(読み)ふり

精選版 日本国語大辞典 「不理」の意味・読み・例文・類語

ふ‐り【不理】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 形動 ) 道理に合わないこと。理にはずれること。また、そのさま。非理。無理。
    1. [初出の実例]「ここらの道理をよく弁別して、わしが申す事が、理かふ理(リ)かをよくよく考て見やしゃれ」(出典文明開化(1873‐74)〈加藤祐一〉初)
    2. [その他の文献]〔漢書‐五行志・上〕
  3. 令制の訴訟制度で、訴人原告)が敗訴した場合に、これを不服としてさらに上訴しようとすること。〔令義解(833)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む