不覚を取る(読み)フカクヲトル

デジタル大辞泉 「不覚を取る」の意味・読み・例文・類語

不覚ふかく・る

油断をして失敗する。しくじって思わぬ恥をかく。「スクープ合戦に―・る」
[類語]し損なう失敗しくじるし損ずるやり損なう抜かる過つ誤るとちる味噌を付ける事志ことこころざしと違う仕出かすやらかす

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「不覚を取る」の意味・読み・例文・類語

ふかく【不覚】 を 取(と)

  1. 油断して失敗する。思わぬ恥をかく。
    1. [初出の実例]「さすが俣野は相撲の大番勤めに、都へ上り〈略〉一度ふかくをとらぬ者なり」(出典:曾我物語(南北朝頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android