デジタル大辞泉 「世話がない」の意味・読み・例文・類語 世話せわがな・い 1 手数がかからない。「―・くてすむ」2 あきれてどうしようもない。「自分の失敗に自分で怒っているのだから―・い」[類語](1)易しい・簡単・平易・平たい・容易たやすい・容易・造作ない・苦もなく・訳わけがない・安易・軽易・簡明・平明・やすやす・事も無げ・楽楽らくらく・らくちん・軽軽かるがる・難無く・手もなく・手軽てがる・楽・手っ取り早い・易い・訳わけない・朝飯前・お茶の子さいさい・屁への河童かっぱ・楽勝・赤子の手を捻ひねる・棚から牡丹餅ぼたもち・むざむざ・無造作・見す見す・まんまと・物ともせず・すんなり・すいすい・首尾良く・ちょいちょい・ちょちょいのちょい・あっさり・お茶の子・掌たなごころを返す・軽い・手軽い・お手の物・労せずして・生易しい・ちょろい・悠悠・与くみし易い・イージー・スムーズ・卑近・平俗・簡易・すらすら・何でもない・何の事はない・あっけない・お安い・安直・甘い・とんとん拍子・淀よどみ無く・滑らか・簡便・手慣れる/(2)呆れが宙返りをする・呆れが礼に来る・呆れもしない・開いた口が塞がらぬ・舌を吐く・なにをか言わんや・二の句が継げない 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「世話がない」の意味・読み・例文・類語 せわ【世話】 が ない ① 手数がかからない。[初出の実例]「只世上の女郎に異なる事は、袖とめ、かね付の世話なきのみにてぞ有りける」(出典:談義本・風流志道軒伝(1763)五)② あきれはててどうしようもない。処置なしである。[初出の実例]「そんな立派な口を(き)いたって、約束が違や世話(セワ)は無(ネ)え」(出典:義血侠血(1894)〈泉鏡花〉五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by