世道(読み)セドウ

デジタル大辞泉 「世道」の意味・読み・例文・類語

せ‐どう〔‐ダウ〕【世道】

世の中で人の守るべき道義。せいどう。
[類語]道徳倫理道義徳義人倫人道公道公徳正義規範大義仁義みちモラルモラリティー

せい‐どう〔‐ダウ〕【世道】

せどう(世道)

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精選版 日本国語大辞典 「世道」の意味・読み・例文・類語

せ‐どう‥ダウ【世道】

  1. 〘 名詞 〙 世の中で守るべき道義。社会道徳。せいどう。
    1. [初出の実例]「世道仏法同ければ、只以前の心を以てしろしめさるべし」(出典:長六丈(1466))
    2. 「教化を興し世道を治するは儒術の鴻なる猷を以てこそ」(出典:史記抄(1477)一六)
    3. [その他の文献]〔列子‐楊朱〕

せい‐どう‥ダウ【世道】

  1. 〘 名詞 〙せどう(世道)〔広益熟字典(1874)〕 〔張‐寄友人〕

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普及版 字通 「世道」の読み・字形・画数・意味

【世道】せどう(だう)

世の中の道。唐・李白〔崔諮議に贈る〕詩 世、飜(ほんぷく)り 、豫(あらかじ)め圖り

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