両家(読み)リョウケ

デジタル大辞泉 「両家」の意味・読み・例文・類語

りょう‐け〔リヤウ‐〕【両家】

両方の家・家庭

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「両家」の意味・読み・例文・類語

りょう‐かリャウ‥【両家】

  1. 〘 名詞 〙 両方の家。二つの家。りょうけ。
    1. [初出の実例]「一院挙哀憂未尽、両家沾職悦無窮」(出典本朝文粋(1060頃)一二・秋夜所懐〈藤原衆海〉)
    2. 「しかるを闘戦両家(りゃうカ)の陣をあはすといへども」(出典:高野本平家(13C前)七)
    3. [その他の文献]〔史記‐盧綰伝〕

りょう‐けリャウ‥【両家】

  1. 〘 名詞 〙 両方の家。両方の家庭。りょうか。
    1. [初出の実例]「しかるを闘戦両家(リャウケ)〈高良本ルビ〉の陣をあはすといへ共」(出典:平家物語(13C前)七)
    2. 「両家(リャウケ)ともに繁昌してかたらひをなしけるとや」(出典:浮世草子武家義理物語(1688)三)

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