中盤(読み)ちゅうばん

精選版 日本国語大辞典 「中盤」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐ばん【中盤】

〘名〙
囲碁将棋で、序盤終盤の間の、本格的な戦いが行なわれる過程
② (転じて) 一般に、勝負ごとや選挙戦などで、競争が中ほどまで進んで、まだ勝敗を予測させない本格的な戦いの時期
※にんげん動物園(1981)〈中島梓〉三一「序盤戦をおわり、中盤に入る、てえところなんだろうが」
地学で、鉱脈中に含まれる多少変質した岩石。〔英和和英地学字彙(1914)〕

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デジタル大辞泉 「中盤」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐ばん【中盤】

囲碁・将棋で、序盤終盤の間の、本格的な戦いが始まる局面
勝負事などの、中ごろの時期。「試合中盤を迎える」
サッカーで、ピッチの中央部。前線最終ラインの間。また、その位置でプレーする選手のこと。→ミッドフィールダー
[類語]中頃中間あいだ中程なかほど・真ん中辺へん半ば中途

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