丸損(読み)マルゾン

デジタル大辞泉 「丸損」の意味・読み・例文・類語

まる‐ぞん【丸損】

利益が全くなく、すっかり損をすること。
[類語]損する割を食う本が切れる穴をあける割が悪い間尺に合わない食い込む足が出るロス大穴マイナス損失損害実害赤字被害不利益損亡そんもう欠損実損差損出血持ち出し採算割れ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「丸損」の意味・読み・例文・類語

まる‐ぞん【丸損】

〘名〙 (「まる」は接頭語) まるっきりの損となること。全部損をして、利益の全くないこと。
歌舞伎勧善懲悪覗機関村井長庵)(1862)七幕「今死なれて見ろ丸損(マルゾン)だ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android