丸木(読み)マルキ

デジタル大辞泉 「丸木」の意味・読み・例文・類語

まる‐き【丸木】

伐採して枝を払っただけの木材丸太。「丸木のままいかだに組む」
[類語]木材材木原木白木丸太銘木角材用材廃材

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「丸木」の意味・読み・例文・類語

まる‐き【丸木】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 山から切り出したままの木。また、皮をはいだままの丸い材木。まろき。
    1. [初出の実例]「山かつの丸木さしあはせうづむ火の世に有物と誰か知るべき」(出典:五社百首(1190))
  3. 丸木舟のこと。

まろ‐き【丸木】

  1. 〘 名詞 〙まるき(丸木)
    1. [初出の実例]「あたりなる花のよそめに山川のまろ木の橋をふみぞわづらふ〈源頼政〉」(出典:木工権頭為忠百首(1136頃)桜)

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