丹後縞(読み)タンゴジマ

デジタル大辞泉 「丹後縞」の意味・読み・例文・類語

たんご‐じま【丹後×縞】

丹後地方から産出した縞の絹織物多くつむぎで、黒か茶色の地に朽葉くちば萌葱もえぎ縦縞を表したもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「丹後縞」の意味・読み・例文・類語

たんご‐じま【丹後縞】

  1. 〘 名詞 〙 丹後国(京都府北部)与謝地方から産した縞の織物。多くは紬(つむぎ)。丹後。
    1. [初出の実例]「目にたたず・たたぬでもなし丹後島」(出典:雑俳・勝句寄(1730))
    2. 「丹後嶋(タンゴシマ)小袖」(出典洒落本遊子方言(1770)発端)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android