丹波市地区(読み)たんばいちちく

日本歴史地名大系 「丹波市地区」の解説

丹波市地区
たんばいちちく

山辺郡のうち石上いそのかみ神宮を中心とする地域。西部は旧かみツ道(上街道)に沿い古くから開けたが、東部は大和高原、いわゆる東山中ひがしさんちゆうにかかり、そこに発する布留ふる川が地域内を東から西に貫流する。杣之内そまのうち古墳群をはじめ多くの古墳がある。

明治二二年(一八八九)四月一日の町村制施行により二〇ヵ村が合併して山辺やまべ村となったが、同二六年九月二〇日、町制を施行し丹波市町と改称した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android