デジタル大辞泉 「主」の意味・読み・例文・類語
しゅ【主】[漢字項目]
[学習漢字]3年
〈シュ〉
1 家に控えて客をもてなす人。「主客・主人」
2 支配・所有関係の中心となる人。「主従/君主・戸主・社主・船主・亭主・店主・当主・藩主・盟主・
3 キリスト教で、神・キリストのこと。「天主」
4 中心となる。中心となって事をする。「主演・主義・主権・主宰・主催・主将・主題・主張・主要・主力/民主」
5 はたらきかける側。「主観・主語・主体/自主」
〈ス〉仏教で、寺のかしら。「座主・
〈ぬし〉「株主・神主・地主・名主・荷主・家主」
[名のり]かず・つかさ・もり
[難読]
ぬし【主】
1 その社会・集団などを支配・統率する人。あるじ。「一国の
2 所有者。持ち主。「地
3 動作・行為の主体。また、ある事柄の主人公。「声の
4 山や川などに古くからすみ、霊力があると信じられている動物。転じて、ある場所に長くいる人。「沼の
5 夫。また、定まった情夫。「
[代]二人称の人代名詞。
1 敬意や親しみを込めて相手を呼ぶ語。多く同輩以下の男性に対して用いる。→おぬし
「―はいづくへぞなど、語らひ行くほどに」〈今昔・二九・二三〉
2 女性が親密な男性を呼ぶ語。
「もし、―が逢ひたがらしゃんすその人に」〈伎・助六〉
[接尾]人名や呼称に付けて、軽い敬意を表す。男性に用いることが多いが、まれに女性にも用いる。
「源氏木曽冠者義仲―は」〈吾妻鏡・一〉
[下接語]
[類語]主人・あるじ
しゅ【主】
2 国家や家、また集団などのかしらとなる人。「
3 中心となること。また、そのもの。「住民が
4 キリスト教で、神、またはキリスト。→主たる →主として
[類語]
あるじ【▽主】
2 集団を統括する人。「一国一城の
3 持ち主。「部屋の
4 「
「
[類語](1)主人・主/(3)店主・主人・おやじ・マスター
おも【主/重】
[名](ふつう「オモ」と書く)狂言用語。
1 主役のこと。現在はシテという。
2 「
[類語]
す【主/子】
「ああ、